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PR_102026 会社概要

ヘティヒ・グループ、安定した歩みを示し、未来を見据える

2025年度の売上高は14億ユーロ(2,520億円※)を達成
※: 1 ユーロ = 180 円で換算

キルヒレンガンに本社を置く世界屈指の家具用金物メーカーであるヘティヒ・グループは、2025事業年度の業績を発表しました。年間を通して厳しい市場環境が続く中、家族経営の同社は14億ユーロ(2,520億円)の売上を達成し、全体として安定を維持しました。

ヘティヒ・グループの2025年実績 写真:ヘティヒ社

2024年度と比較すると、名目では2%の減少となりますが、為替の影響を調整すると、売上高は前年度の水準を維持しています。

海外売上比率は総売上高の約79%を占めました。2025年末の時点でヘティヒ・グループは世界各地に約8,200人、そのうちドイツ国内には約3,900人がドイツで雇用されています。

マネージング・ディレクターであるMichael Lehmkuhl(ミヒャエル・レムクール)は、「2025年は、明確な優先順位と柔軟な体制がいかに重要かを示す年となりました」と述べています。「私たちは市場動向を高度に差別化して分析し、どの分野で積極的に市場を形成していくかについて明確な意思決定を行いました。当社の世界的な立ち位置と革新力が、安定性と柔軟な対応力の支えとなっています。」

戦略的に重点を定めた投資
2025年度、グループの投資額は8,700万ユーロ(156億6,000万円)でした。これらの資金は、イノベーションや生産・物流構造の整備、ならびに世界各地域での市場プレゼンスの拡大に投入されました。

「当社では長期的な展望が見込まれる分野に投資しています」と、マネージング・ディレクターのTimo Pieper(ティモ・ピーパー)は述べています。「私たちは、成長市場や将来性のある分野に重点を置き、持続的に地位を強化することを目指しています。」

従来のプレゼンテーションに代えてプレスツアーを実施
2026年度の年次決算発表会は、再びキルヒレンガンのヘティヒ・フォーラムにて、特別な形式で開催されました。同社は従来型のプレゼンテーションではなく、複数のテーマステーションを設けたプレスツアーを企画し、戦略的なテーマを現場で体感できる形にしました。

ComfortSpin(コンフォートスピン)、FurnSpin(ファーンスピン)、RoomSpin(ルームスピン)を含むSpinLines(スピンライン)製品群などの革新的なプロジェクトが注目を集めました。「Transforming Spaces with Innovative Motion(革新的な動きで空間を変える)」というコンセプトを具体化したこれらの回転・旋回システムは、いかに社会の発展を製品ソリューションに反映させ、それによって空間を自在に変化させることができるかを示しています。

また同社は、国際的なマルチブランド戦略も発表しました。同グループは、ヘティヒおよびFGVを通じて、異なる市場セグメントと明確に差別化された顧客ニーズに対応しています。どちらのブランドも、それぞれ独自のアイデンティティを確立しているため、ヘティヒはエントリーセグメントからプレミアム市場まで、バリュースペクトラム全体をカバーできる業界唯一の企業となっています。

もう一つの重要な焦点は、各地域市場におけるプレゼンスの拡大でした。カザフスタンにHettich Central Asia(ヘティヒ・セントラルアジア)を設立し、同グループは中央アジアの成長市場におけるポジションを強化しています。

将来を見据えた明確な意思決定
このツアーでは、市場や製品の説明にとどまらず、組織的な発展についても紹介されました。

「当社の目標は、ヘティヒが長期的に競争力と柔軟性を維持することです」と、マネージング・ディレクターのJana Schönfeld(ヤナ・ションフェルド)は述べます。「このためには、外部の枠組み条件を現実的に見極めつつ、自社の戦略的方向性に対する責任を果たすことが求められます。強固な協力体制と国際的なチームワークこそが、成功を支える重要な要素です。」

2026年の展望
ヘティヒ・グループは、2026年に市場が短期間で幅広く回復するとは考えていません。一方で、長期的な成長の見通しは依然として存在しており、特に一部の国際市場やスマートでモジュール化されたソリューション分野において期待されています。

明確な戦略的焦点、地域市場に根ざした事業展開、そして独自のマルチブランド戦略により、同グループは機会を積極的に活用し、国際競争力をさらに強化できると考えています。